自分も年を重ねていくと「シルバー」という言葉が他人事ではなくなり、その言葉自体がどうなんだろうか、と思う今日この頃ですが、本題は塾としてシルバー人材を積極的に取り入れてゆく理由についてであります。

かつて当塾でも大学生のアルバイト講師を採用していた時期がありました。とても能力のある学生もいる反面、合格点をあげられない学生も多々おりました。酷いケースでは、ある学生講師に任せたために生徒が即辞めてしまった、という事態も発生しました。そうなると学生講師には「何々をやりなさい」と画一的な研修を受けさせなければならなくなります。しかしそうするとどうしても当塾の理念と相反することが生じてきます。つまり、「学習とは(広い意味で言えば教育とは)人と人の間の関係から生じるものであって、人がそれぞれ個々に異なるものであれば、当然に学習をサポートする講師は個々の生徒に対してそれぞれ異なる対応、方策をもって臨まなければならない」と思うのです。更にもう一点追加すれば、社会で働くということは、勉学の世界とは違って「人と人との信頼関係」で成り立っています。しかし人の信頼を得ることはとても難しいものです。社内であれ顧客であれ、さまざまな軋轢が生じるなかでなんとかバランスを取りながら生きてゆくしかないのです。それはとても辛い体験ですが、同時に貴重な体験でもあります。(その最たるものはもしかしたら自分の子供かもしれません。)シルバー人材とはそれほどに尊い経験を積んだ人たちであります。これまでの経験でいえば事務的な研修を別とすれば、「どのように教えるか」ということについてはワンポイントアドバイスのレベルで十分にやっていただいております。

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